日常で使える英語フレーズ
飲みすぎたときに英語で伝えよう!酔っているを伝えるフレーズ
忘年会や打ち上げなど、年末に向けてお酒を飲む機会が増えてきますよね。しかし、例えば外国人と飲みに行った時「酔っ払っちゃった!」を英語で正しく説明できますか? きちんと伝えられないとお酒を薦められても断れなかったり、相手から誤解されたりする恐れもありますから、それは避けたいもの。そこで今回は、飲みすぎた状況を説明する英語表現について、詳しくご紹介します。
まだ飲めるけど……「ちょっと酔っちゃった」の英語表現
まずは、まだ飲むことはできるけど少し風に当たって醒ましたい、もしくは水を飲んでいったんクールダウンしたい、など「ほろ酔い」気分の時に使える英語表現について、シンプルなものから応用編までをご紹介します。
・I’m buzzed.
ちょっと酔っちゃった。
・I’m tipsy.
ほろ酔いです。
・I’m a little tipsy.
少しだけ酔っているよ。
最も簡単な形が、こちらの“buzzed”と”tipsy”。どちらもアルコールの影響を何となく感じ始めている時に使用されます。ちなみに“tipsy cake”は洋酒が効いたケーキのことなので、運転する方やお酒が弱い方は薦められた時注意してくださいね。
ほろ酔い状態の間はふわふわして気持ちが良いものですが、ここから飲みすぎると翌日後悔するかもしれませんから、外国人と飲む際には上記のフレーズを覚えておいて、酔っ払い始めたかな?と思ったらしっかり伝えましょう。
◆応用編
・I’m a little tipsy from one drink.
ドリンク1杯でちょっと酔ってしまったみたいです。
・I feel a bit tipsy.
ちょっと酔っちゃったみたい。(※よりライトな表現)
・He’s tipsy.
彼はほろ酔いのようです。
・You look tipsy.
少し酔ったように見えるよ。
“He’s”や“You look”を活用すれば、自分ではなく相手、もしくはそこにいる人がほろ酔いであることを伝えることもできます。
もう飲めない……「ベロベロです」を伝える英語表現
上記はほろ酔い程度の表現でしたが、もう飲めない、ベロベロになっちゃった……という時もありますよね。そこまでの状態になれば周囲からも分かりやすいはず、と思っても、中には顔に出なかったり、周りも酔っていて気付かなかったりといった場合もあるでしょうから、ぜひ英語表現をマスターしておきましょう。
◆ほろ酔い以上に酔っている時に使えるフレーズ
・I’m drunk.
酔っ払っています。
・I’m wasted./I’m hammered.
相当酔っている。/立てないくらい酔っている。(※ほぼ同じ意味)
最もシンプルな“drunk”でも充分通じますが、前後不覚になるレベルで酔ってしまった場合には“wasted”、もしくは”hammered“の方が適切です。また、状況によって以下のような言い換えもできます。
I got plastered.
泥酔状態(※“plastered”=打ちのめされる、ボコボコにされる)
I got messed up.
泥酔状態(※“messed up”=台無しにする、めちゃくちゃにする)
I was shit-faced.
恐ろしく酔っている
“shit-faced”にはアルコール中毒という意味もあるようですが、特に若者の間では飲みすぎちゃった!という時に使われます。
更に、酔いつぶれた、記憶をなくすほど泥酔している、なんて場合には以下のフレーズがあることを覚えておきましょう。ただし、もちろんそれを使用しなければならないほど飲むのはあまりおすすめできません。
・I passed out.
意識を失うほど酔いつぶれた。
・I was blasted.
記憶がない、自分が何をしているかよく分からないほど酔っている。
知っておくと便利!お酒に関する英語表現
このように、酔っ払った状態を示すには上記のような方法があります。しかし、その他にもお酒を飲む時に知っておくと便利な言葉が存在するので、いくつか見ていきましょう。
◆酔っ払った相手を気遣う表現
・Are you alright? Can I get you some water?
大丈夫?水が必要なら持ってこようか?
※水を持ってこようか尋ねるだけなら”Some water“のみでもOK
・You’re hammered.
君は完全に酔っているよ。
◆昨日飲みすぎた時に使用できる表現
・I drunk too much last night.
昨日の夜は飲みすぎた!
・I was so trashed last night.
昨晩は泥酔してしまいました。
・I got so blasted that I don’t remember what I did.
酔っ払ってしまって、何をしたのか覚えていません
・I have a terrible hangover.
ひどく二日酔いです。
※“hangover”=二日酔い
また、日本において法律違反である「飲酒運転」ですが、英語では“DUI(driving under the influence)”と呼ばれます。アルコールのみならずドラッグを使用しての運転も含まれていますから、自分が気を付けるのはもちろん外国人に注意するためにも知っておくと良いでしょう。
あとは、外国人とお酒を飲んでいる時に“Asian glow”もしくは“Asian flush”という単語を聞くことがあると思います。これはアジア人が飲酒によってとりわけ顔に赤みが出やすいことから生まれた言葉で、もしかしたら「赤くなってるよ」と教えてくれているのかもしれません。特に差別的な意味はありませんから、言われたら一度鏡を見てみてくださいね。