日常で使える英語フレーズ
タケノコを英語でなんと言う?
アジアではメジャーな食材でもあるタケノコ。しかし、実は海外では珍しい食材になるそうです。旬を迎える今、外国人に「タケノコッテ、ドンナタベモノ?」と聞かれたら、答えられないのは日本人として恥(じゃないと思う)!
そこで今回は、もし外国人の友人から尋ねられた時のために、タケノコの英語表現についてマスターしていきましょう。
タケノコって、外国人も食べるの?
タケノコは中華料理のチンジャオロースや八宝菜をはじめ、台湾料理、タイ料理など、アジア圏の料理では日本と同じようによく使われる食材です。しかし、その他の国ではあまり見かけない食材なのだそう。
そもそも野生の竹を見る機会があまりなく、タケノコは缶詰として売られることが多いと言われています。しかも、大手スーパーやアジア系食材の専門店でしかお目にかかれず、かつ日本と比較すると高級なお値段のため、なかなか気軽には購入できないのだとか。
ただし、昨今では動画サイトやSNSなどが発達していることもあり、外国人の間でタケノコに対する興味が高まっているとの話もあります。竹は木そのものも良い香りがしますが、タケノコはまたそれとは全く異なる味と食感ですし、歯ざわりが良くてとても美味しいですよね。
では、いざ外国人にその存在や魅力を尋ねられた時には、どう答えれば良いのでしょうか?
タケノコの英語表現&覚えておくと便利な単語
それでは、タケノコを英語でどう表現するかについて詳しく見て行きましょう。まず、タケノコは英語で“Bamboo shoot”、もしくは“Bamboo sprout”と呼ばれます。“Bamboo”は竹のことですが、英語では「竹の子ども」ではなく「竹の(新)芽」と訳されるのですね。
ここで合わせて覚えておきたいのが「タケノコの調理法」について。タケノコは一般的に剥いてから食べますし、そのままだとアクが強いと言われていますから「事前に茹でる」という説明も知っておくと良いでしょう。
◆タケノコを紹介
・Bamboo shoots are in season during the spring.
タケノコは春が旬の食べ物です。
・Fresh bamboo shoots are very delicious.
新鮮なタケノコはとても美味しいんですよ。
・It has a good aroma and a crunchy texture.
香りも良く、シャキシャキとした食感があります。
◆タケノコの調理法を説明
・When eating bamboo shoots, first strip the skin.
タケノコを食べる時は、まず皮を剥きます。
・We stripped a bamboo shoot peel.
(私たちはタケノコの皮を剥きました。
※strip=外側の皮
・In advance, parboil a bamboo shoot.
タケノコは事前に茹でておきます。
・It is effective to parboil rice and red pepper together.
米と赤唐辛子を一緒に茹でると効果的です。
※parboil=下茹で、下処理としてゆがく
皮を剥く、で出てきやすい単語には“peel”がありますし、茹でるなら“boil”と思ってしまいがちですが、この場合は外側の皮を剥く、下茹でする、といった単語の方が適切なので、ぜひ押さえておいてくださいね。
タケノコといえばこれ!代表的な料理の英語表現
タケノコといえば日本料理や中華料理など様々なメニューに使われますが、最後にタケノコを代表的な料理について、英語表現をご紹介しましょう。
◆代表的なタケノコ料理
・Rice cooked with bamboo shoots……タケノコご飯
・Simmered bamboo shoots……タケノコの煮物
※水煮でも使える。煮物としては“stew”という表現も
・Salty-simmered Bamboo shoots……メンマ
◆タケノコ料理を紹介
・“Rice with bamboo shoots” is rice cooked with bamboo shoots together.
タケノコご飯は、タケノコと一緒に炊き上げたご飯のことです。
・I ate a bamboo shoot’s stew yesterday.
昨日はタケノコの煮物を食べたよ。
・Salty-simmered Bamboo shoots is a standard ramen ingredient.
メンマはラーメンの具材として定番です。
タケノコは外国人にとって珍しいだけでなく、とても興味深い食べ物のよう。特に旬の時期の新鮮なタケノコは魅力的だと言われていますから、尋ねられた時はぜひ教えてあげてくださいね。