ビジネスですぐに使える英会話フレーズ
ビジネスシーンで役立つ!依頼・お願い・頼み事の英語のフレーズ
仕事で相手に頼み事をしたいときってありますよね。何かを依頼したり、お願いをしたり…という場面で、気持ちよく引き受けてもらえる言い方というのがあるものです。それは、海外でのビジネスシーンでも同じ。依頼する内容や相手との関係性で、丁寧な言い方だったり、カジュアルな言い方だったりと、その度合いも変わってきます。
そこで今回は、相手に英語で何かを依頼するときのフレーズをご紹介しましょう。
頼み事をする前に、相手の都合も考えよう
もし、ちょうど良いタイミングで相手に会ったとしても、いきなり用件を切り出してはいけません。あなたは頼みごとをしたくてうずうずしているかもしれませんが、相手には相手の都合があります。それをきちんと気遣う姿勢を見せたら、相手もあなたの頼みを聞いてあげようという気持ちになりやすいでしょう。
つまり、頼み事をする前から勝負は始まっているのです。
・I’m sorry to bother you, but…
お忙しいところ失礼ですが…
・Do you have a minute?
少しお時間ありますか?
・Can I just interrupt you for a second?
少々お時間いただいてもよろしいでしょうか
このようなちょっとした一言を言えるかどうかで、その後の展開が違ってくるでしょう。
本題に入る前に、相手に心の準備をしてもらおう
相手に時間を取ってもらえることになったら、本題に入る前に、まずは「頼み事がある」ということを伝えましょう。そうすることで、相手も「自分にできることがあるかな」と、より注意深く聞く姿勢をつくってくれるはずです。
・I have a favor to ask you.
あなたにお願いがあります。
・May I ask you a favor?
お願いを聞いていただけますか?
・Would you do me a favor?
お願いしてもよろしいですか?
・I need some help.
ちょっと助けて頂きたいのです。
ビジネスシーンで頼み事をするときの定番フレーズ
それでは、いよいよ頼み事を伝えていきます。家族や気心の知れた友人などのプライベートの相手になら、”Please~”や”Can you~”、”Will you~”といった言い方をしてもかまいませんが、ビジネスシーンだと、少しカジュアルすぎる印象を与えてしまうでしょう。仕事の場面で、しかも頼みごとをするときは、なるべく丁寧な表現をする必要がありますから、基本的には”Could you~”や”Would you~”を使うことをおすすめします。
・Would you check this?
これを確認していただけますか?
・Would you do this by 5pm?
これを5時までにやっていただけますか?
・Could you have a look at the data I sent you, please?
お送りしたデータを見ていただけないでしょうか?
・Could you give me a copy, please?
コピーを一部いただけますか?
より丁寧な表現をしたい場合は、”mind”や”trouble”を使うことができます。
・Would you mind coming with me?
私と一緒に来ていただけませんか?
※”Would you mind ~ing?”は直訳すると、「~するのはお嫌ですか?」という意味ですが、主にお願いするときに使います。
・Would it be too much trouble for you to take a look at this data?
ご面倒でなければこのデータを見てくださいませんか?
※” Would it be too much trouble for you to ~?”は直訳すると、「~する事は迷惑すぎるでしょうか?」という意味ですが、これも、主にお願いするときに使える表現です。
また、丁寧な言い回しとしては、” I was wondering if ~”というフレーズもおすすめです。”wonder”は「疑問に思う」という意味の単語で、このフレーズを使うと、「頼んでいいかどうか、気が引けるんだけれど…」というニュアンスを伝えられます。
・I was wondering if there is any chance you could let me use your desk?
もしよろしければ、あなたのデスクを使わせてほしいのですが。
・I was wondering if it would be possible for you to check this?
これを確認していただけないかと思いまして…。